2025年4月15日に松戸市木造住宅耐震改修補助金の内容が発表されました
日本ではいつ発生しても不思議ではない大地震。私たちが暮らす首都圏でも首都直下型地震などへの対策や備えの大切さが日頃から言われています。そのような大地震が発生した際に、住まいに大きな被害がなければ、大切な家族の命や財産を守ることができます。松戸市では住宅の耐震改修を促進することで、安全で災害に強いまちづくりを実現するために耐震性が不足している木造住宅の耐震改修費の一部を補助するための補助金・助成金制度を毎年実施しています。
目次
Toggle1.松戸市木造住宅耐震改修補助金について
補助金を申請できる条件は次の通りです。
松戸市のHPでの案内はこちら
https://www.city.matsudo.chiba.jp/kurashi/sumai/taisin/taisinnkaishuhojokin.html
申請期間
令和7年5月7日(水)~令和7年12月1日(月)まで
※予算額に達し次第受付を締め切らせていただきます。
※耐震改修に係る契約を締結する前に、松戸市建築指導課との事前協議が必要となります。
対象となる木造住宅
- 平成12年(2000年)5月31日以前に建築、または着工された一戸建て住宅または併用住宅
- 柱・梁等の主要構造部が木材の在来軸組工法でつくられている
※プレハブ工法やツーバイフォー工法は除きます。 - 2階建て以下
- 建築基準法の集団規定に違反していないこと
※敷地内にある他の建築物も含みます。 - 木造住宅耐震診断士による耐震診断の結果、上部構造評点が1.0未満
対象となる人
以下のすべてに該当していること
- 松戸市の住民基本台帳に記載されていること
- 木造住宅を所有し、かつ居住していること
- 市税の滞納がないこと
- 対象となる木造住宅について、すでに改修費補助金の交付を受けていないこと
補助対象となる経費
1.設計費
耐震改修工事に関わる設計に要する費用のうち、木造住宅耐震診断士に支払った額
2.監理費
耐震改修工事に係る工事監理に要する費用で、木造住宅耐震診断士に支払った額
3.工事費
耐震改修工事に要する費用で施工者に支払った額
耐震改修の補助金額
設計費、管理費および工事費の合計に5分の4を乗じて得た額。(千円未満切り捨て)
ただし、100万円を限度とする。
2.木造住宅の耐震改修に伴うリフォーム事業費の助成
こちらは耐震改修工事と併せてリフォーム工事を行う場合に、リフォーム工事に要した費用の一部を助成する制度です。
松戸市のHPでの案内はこちら
https://www.city.matsudo.chiba.jp/kurashi/sumai/taisin/taisinnkaishuhojokin.html
申請期間
令和7年5月7日(水)~令和7年12月1日(月)まで
予定戸数
16戸(ただし、「松戸市木造住宅耐震改修助成事業の予定戸数がなくなり次第終了)
対象となる木造住宅
松戸市木造住宅耐震助成事業の補助金を受けて耐震改修工事を行う一戸建て住宅または併用住宅であること。
補助対象者
上記に掲げる木造住宅で耐震改修工事と併せて当該木造住宅のリフォーム工事を行う方
対象となるリフォーム工事
耐震改修工事と併せて行うリフォーム工事で、木造住宅の修繕や模様替え及び設備改修等が対象となります。
建築工事
部位 | 対象となる工事 | 対象としない工事 |
---|---|---|
屋根 | 葺き替え、塗装工事等 | (1)家具(造付け家具を除く)、備品等の購入及び設置に係るもの (2)下屋(さしかけ屋根等)、後付ベランダ、外階段等の設置工事 (3)外構工事等 |
外壁、軒裏等 | 張替え、塗装工事等 | |
外部建具 | 既設建具の改修又は新設工事 | |
内部建具 | (1)壁等改修に伴う既設取替又は新設工事 (2)造付け家具、建具枠等の造作工事 | |
その他 | (1)間仕切り壁の変更等に伴う工事 (2)バリアフリー化に係る工事 |
機械設備工事
部位 | 対象となる工事 | 対象としない工事 |
---|---|---|
配管 | (1)老朽化等による既設配管の取替え工事 (2)機器の取替え又は新設に伴う配管工事 | (1)下水道接続工事 (2)野外に外流しを設置する工事等 |
機器 | 老朽化、バリアフリー化又は機能向上のために行う、便所、台所、浴室等の機器の取替え又は新設 |
電気設備工事
部位 | 対象となる工事 | 対象としない工事 |
---|---|---|
配線等 | (1)老朽化等による既設配線等の取り替え工事 (2)機器の取り替え又は新設工事に伴う配線等工事 | インターネット、ケーブルテレビの接続工事等 |
リフォーム事業費の補助金額
リフォーム工事に要する費用の10分の1に相当する金額(千円未満の端数が生じた時はこれを切り捨てた額)。
ただし30万円を限度とする。
※耐震改修に要する費用とリフォーム工事に要する費用を区分することが必要。
※また、耐震改修の補助対象となる費用は、リフォーム工事の費用に含めることができないので注意。
松戸市の耐震リフォーム補助金は毎年実施されている補助金ですが、例年比較的早い時期に募集戸数に達して締め切られるケースが多いです。
松戸市にお住まいで、市内に木造住宅を所有し、かつ住居している場合は、耐震改修(リフォーム)の際に当補助金を利用できる場合がありますので、お気軽にご相談ください。
なお、当補助金を利用される際には、松戸市登録の木造住宅耐震診断士による耐震診断が必要となります。愉くらしリフォームの大功は松戸市木造住宅耐震診断士が在籍していますので、お気軽にご相談ください。
耐震診断についてはこちらをご覧ください。