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2024年リフォームで使える補助金「子育てエコホーム支援事業」を詳しく解説!

2024年リフォームで使える補助金「子育てエコホーム支援事業」を詳しく解説!

2024年2月6日
2024年4月2日
Shaer
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こどもエコ住まい支援事業は、2023年9月28日を持ちまして、予算上限(100%)に達したため、交付申請(予約含む)の受付を終了しました。

愉くらしリフォームの大功です。

2024年版リフォームで使える補助金として「子育てエコホーム支援事業」がスタートしました。

子育てエコホーム支援事業は、2023年に実施された「こどもエコ住まい支援事業」の後継事業として、国土交通省管轄で実施される住宅取得やリフォームに対応した補助金制度です。

この記事では、リフォームでの利用に絞って従来の「こどもエコ住まい支援事業」との違いや、対象となる人、補助額、申請期間や申請方法などについて解説していきます。

窓まわりのリフォームなら、より補助額の大きいこちらの補助金もご参考ください
窓リフォームで最大200万円の補助!『先進的窓リノベ事業』を徹底解説

補助金が活用できるリフォームはこちら
カビ・結露対策リフォーム:内窓等の設置で補助金をご利用可能です
お風呂リフォーム:断熱浴槽や節湯水栓、浴室乾燥機設置などで補助金をご利用可能です。
トイレリフォーム:節水型トイレの設置やバリアフリー改修で補助金をご利用可能です。(※ただし、トイレの場合はトイレ単体だけでは補助対象額に満たないので注意してください)

子育てエコホーム支援事業とは?

エネルギー価格高騰の影響を受けやすい子育て世帯・若者夫婦世帯による高い省エネ性能(長期優良住宅・ZEH住宅)を有する新築住宅の取得や、住宅の省エネ改修の対象となるリフォーム工事を行う際に補助金が交付される制度です。

令和5年度補正予算として2,100億円が計上されています。昨年の「こどもエコすまい支援事業」の1,709億3,500万円と比べ、予算が増えています。また、令和6年度当初予算案として400億円が予定されているので、合計2,500億円の予算になる予定です。

こどもみらい住宅支援事業との違いは?

気になる、2023年の「こどもエコ住まい宅支援事業」と、2024年の「子育てエコホーム支援事業」の違いですが、以下の表の通り補助の範囲等については大きな違いはありませんが、こどもエコ住まい支援事業とくらべて補助額が増額されているという違いが挙げられます。

エコ住宅設備の種類こどもエコすまい支援事業の補助額子育てエコホーム支援事業の補助額
太陽熱利用システム27,000円/戸30,000円/戸
高断熱浴槽27,000円/戸30,000円/戸
高効率給湯器27,000円/戸30,000円/戸
蓄電池64,000円/戸64,000円/戸
節水型トイレ(掃除しやすいトイレ)20,000円/戸22,000円/戸
節水型トイレ(上記以外)19,000円/戸20,000円/戸
節湯水栓5,000円/台5,000円/台

このように、2023年のこどもエコ住まい支援事業と比べて、補助額が増額されているものが目立ちます。

補助の対象となるのはどんな人

子育てエコホーム支援事業で対象となるリフォーム工事の際に補助を受けられるのは以下の表の通りです。
現在お住まいの住宅をリフォームする場合、子育て世帯や若者夫婦世帯では最大30万円その他の世帯(子育て世帯・若者夫婦世帯以外)でも最大30万円の補助が受けられます。※その他の世帯とは「子育て世帯」及び「若者夫婦世帯」以外の世帯を指します。

子育て世帯または若者夫婦世帯の場合

既存住宅購入・長期優良住宅の有無1戸あたりの上限補助額
既存住宅を購入しリフォームを行う場合60万円
長期優良住宅の認定(増築・改築)を受ける場合45万円
上記以外のリフォームを行う場合30万円

その他の世帯の場合

既存住宅購入・長期優良住宅の有無1戸あたりの上限補助額
長期優良住宅の認定(増築・改築)を受ける場合30万円
上記以外のリフォームを行う場合20万円

子育て世帯・若者夫婦世帯では最大30万円~60万円の補助

このようにリフォーム工事の内容に応じて、子育て世帯や若者夫婦世帯の場合

  • 所有している住宅をリフォームする場合は最大30万円/戸の補助
  • 長期優良リフォームを行なう場合は最大45万円/戸の補助
  • 既存住宅(中古住宅)の購入を伴う場合は最大60万円/戸の補助

を受けることができます。
20203年のこどもエコ住まい支援事業異なる点としては、(1)所有している住宅のリフォームをする場合の最大補助額が45万円から30万円に減った。(2)長期優良住宅の認定(増築・改築)を受ける場合は最大45万円の補助という条件が加わったという点が上げられます。

子育て世帯、若者夫婦世帯とは?

子育て世帯とは、補助金申請時点において、子を有する世帯です。
具体的には、令和5年4月1日時点で18歳未満(2005年4月2日以降出生)の子どもを有する世帯となります。

また若者夫婦世帯とは、補助金申請時点において夫婦であることを指します。具体的には、令和5年4月1日時点で夫婦のいずれかが39歳以下(1983年4月2日以降出生)である世帯です。
※ただし、令和6年3月末までに工事着工する場合においては、令和4年4月1日の時点でいずれかが39歳以下(1982年4月2日以降出生)の世帯となります。

子育て世帯や若者夫婦世帯以外も最大30万円の補助

また、子育て世帯以外もこどもエコ住まい支援事業を活用することができますので、子育て世帯や若者夫婦世帯に該当しない世帯でも、この補助金を活用することができます。ただし、以下の通り補助額の上限は子育て世帯・若者夫婦世帯よりも少なくなっています。

  • 所有している住宅をリフォームする場合は最大20万円/戸の補助
  • 長期優良リフォームを行なう場合は最大30万円/戸の補助

このように補助額は減額されていますが、対象となるリフォーム工事内容の条件を満たすリフォームであればぜひ活用されることをおすすめします。

愉くらしリフォームの大功では、これまでの「こどもエコ住まい支援事業(2023)」「こどもみらい住宅支援事業(2022)」でも、多くの申請実績がありますので、現在検討しているリフォームで適用できるかどうかなど、お気軽にご相談ください。

対象となるリフォーム工事の内容は?

子育てエコホーム支援事業をリフォームで利用する場合、対象となるリフォーム工事の内容や条件が決められています
Aの①~③のいずれかの工事を必須として、Bの④~⑧が対象となります。

A ①開口部の断熱改修(ガラス交換、内窓設置、外窓交換、ドア交換) いずれか必須 補助額が合計5万円以上で補助対象 詳細はこちら
②外壁、屋根・天井または床の断熱改修 詳細はこちら
③エコ住宅設備の設置 詳細はこちら
B ④子育て対応改修 Aと同時に行う場合のみ補助対象 詳細はこちら
⑤防災性向上改修 詳細はこちら
⑥バリアフリー改修 詳細はこちら
⑦空気清浄機能・換気機能付きエアコンの設置 詳細はこちら
⑧リフォーム瑕疵保険等への加入 詳細はこちら

①開口部の断熱改修(ガラス交換、内窓設置、外窓交換、ドア交換)、②外壁、屋根・天井または床の断熱改修、③エコ住宅設備の設置のいずれかの省エネ改修を行うことで、④~⑧の子育て対応改修や防災性向上改修、バリアフリー改修なども併せて補助対象にすることができます。

※表中の「詳細はこちら」から公式HPにてそれぞれの詳細内容をご確認いただけます。

※なお、①の既存住宅における「開口部の断熱改修」の「ガラス交換」「内窓設置」「外窓交換」「ドア交換」に関しては、先進的窓リノベ2024事業を活用いただくほうが、補助上限額最大200万円/戸と補助費用も大きくお得です。詳しくは愉くらしリフォームまでお問い合わせください。

申請の方法や時期はいつまで?

補助金の交付申請等の手続きや補助金の消費者(お客様)への還元は、施工業者がおこないます。この施工業者とは、あらかじめ「子育てエコホーム支援事業者」として事務局に登録した施工業者のことを言います。

お客様ご自身での申請はできませんので、「子育てエコホーム支援事業」の補助金を受けるには、必ず登録された施工業者(登録事業者)を通して申請を行う必要があります。

「子育てエコホーム支援事業」を申請できる期間

子育てエコホーム支援事業は、2023年11月2日以降に工事に着手するリフォーム工事が対象となります。(工事請負契約後に行われる工事であること)。ただし、工事請負契約を締結した施工業者が子育てエコホーム住宅支援事業者に登録した以降に着工したリフォーム工事が対象となります。

愉くらしりフォームの大功の場合は、2022年1月27日にこどもみらい住宅支援事業者として登録しておりますので継続して「子育てエコホーム支援事業者」となっております。

子育てエコホーム支援事業の交付申請期間は?

子育てエコホーム支援事業の交付申請期間は、2024年3月中旬~予算上限に達するまでとなっており、この記事を書いている2024年2月時点では遅くとも2024年12月31日までとなっています。
ただし、2022年のこどもみらい住宅支援事業、2023年のこどもエコすまい支援事業ともに、最終日を待たず予算上限に達しています。では、予定よりずっと早く2023年9月28日には予算上限に達したために申請を締め切っています。回を重ねるごとに予算上限到達が早くなってきていますので、予算が増えているとは言え、今回も予定より早く予算上限に達する可能性も高いと思われます。2024年にリフォームを検討されている方は、早めの申請をおすすめします。

子育てエコホーム支援事業の申請方法は?

子育てエコホーム支援事業の申請をするのは面倒くさいのではないか?と不安を感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、交付申請等の手続きは工事施工業者(工事請負業者)が行います。ですので、基本的に工事の発注者(お客様)が直接行なう申請手続きはありません。

補助を受けるためのリフォームの例

続いては、子育てエコホーム支援事業で補助を受けるためのリフォーム例を紹介します。
例えば水回りのリフォームの場合は、次のような補助を受けることができます。

※参考:パナソニック(https://sumai.panasonic.jp/kokusaku/kosodateeco/)

このような組み合わせで水回り設備のリフォームを行った場合、合計で173,000円の補助を受けることができます。

注意点① 補助が適用される対象製品が決まっています。

子育てエコホーム支援事業では、リフォーム工事の要件を満たせば全て補助対象になるというわけではありませんので注意が必要です。補助対象となる製品は各メーカーごとに、「子育てエコホーム支援事業」の事務局に申請・登録された製品のみとなります。

ですので、必ずしも自分が気に入ったメーカーの気に入った製品でリフォームをしても補助を受けられるというわけではありませんので、この点は注意が必要です。

愉くらしリフォームの大功では、これまでの「こどもエコ住まい支援事業(2023)」「こどもみらい住宅支援事業(2022)」でも、多くの申請実績がありますので、現在検討しているリフォームで適用できるかどうかなど、お気軽にご相談ください。

注意点② 組み合わせに注意が必要です

子育てエコホーム支援事業でも、これまでのこどもエコすまい支援事業などと同様に、補助を受けるには、必ず「対象となるリフォーム工事の内容は?」でAの①~③のいずれか(①開口部の断熱改修、②外壁、屋根・天井または床の断熱改修、③エコ住宅設備の設置のいずれか)のリフォームを伴っている必要があるので注意して下さい。

注意点③ 補助額の合計にも注意が必要です

子育てエコホーム支援事業では、補助額の合計が5万円未満の場合は補助が適用されません。
例えば、食洗機だけを交換する場合は、補助金対応機種であっても補助額が21,000円となるので、「食洗機が古くなったのでビルトイン食洗機だけ交換したい」といったケースは適用されません

例えば、上記の例(画像)のような形で「キッチンのみ」あるいは「トイレのみ」のリフォームの場合、「節湯水栓(キッチン)」、「掃除しやすい機能を有するトイレ(トイレ)」がそれぞれエコ住宅設備の要件を満たしていますが、個々の補助額が5万円に満たないため補助対象とはなりません。

愉くらしリフォームの大功でも、「こどもエコすまい支援事業者」として、どのようなリフォーム・どのような商品の組み合わせが補助対象となるのかのアドバイスをさせていただいておりますので、松戸・市川近隣の方はお気軽にご相談下さい。

子育てエコホーム支援事業のまとめ

いくつかの制約もありますが、子育てエコホーム支援事業を活用することで、子育て世帯と若者夫婦世帯では1戸あたり最大60万円(中古住宅を購入してリフォームを行なう場合)、その他の世帯でも1戸あたり最大20~30万円)の補助を受けることができるため、リフォームの際には大きなメリットとなるのではないでしょうか。

新築から10~15年経過するとさまざまな住宅設備の不具合や老朽化が目立ってきますが、子育て世帯においてはお子様が中学生・高校生で進学準備などの教育費のかかる時期という世帯も多いと思います。もちろん、子育て世帯や若者夫婦世帯でなくても補助を受けられる制度なので、「子育てエコホーム支援事業」を活用してリフォームをご検討されることで、ご負担もかなり軽減できるのではないかと思います。

補助金が活用できるリフォームはこちら
カビ・結露対策リフォーム:内窓等の設置で補助金をご利用可能です
お風呂リフォーム:断熱浴槽や節湯水栓、浴室乾燥機設置などで補助金をご利用可能です。
トイレリフォーム:節水型トイレの設置やバリアフリー改修で補助金をご利用可能です。(※ただし、トイレの場合はそれだけでは補助対象額に満たないので注意してください)

愉くらしリフォームの大功では、これまでの「こどもみらい住宅支援事業」「こどもエコすまい支援事業」を含めて、多数の事例・実績がありますので、千葉県松戸市、市川市、柏市、流山市にお住まいのでリフォームをご検討の際には、お気軽にご相談・お問い合わせください。

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