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子育てグリーン住宅支援事業‐2025年リフォームで使える補助金を詳しく解説!

子育てグリーン住宅支援事業‐2025年リフォームで使える補助金を詳しく解説!

2025年1月17日
2025年3月13日
Shaer
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東松戸で地域密着47年。松戸のリフォーム会社、愉くらしリフォームの大功です。

2025年のリフォーム対応補助金として、昨年の子育てエコホーム支援事業の後継補助金「子育てグリーン住宅支援事業」がスタートします。

子育てグリーン住宅支援事業は、2024年に実施された子育てエコホーム支援事業の後継事業として、国土交通省管轄で実施される新築やリフォームに対応した補助金制度です。この記事では、リフォームでの利用に絞って2024年の子育てエコホーム支援事業との違いや、対象となる人、補助額、申請期間や申請方法などについて解説していきます。

子育てグリーン住宅支援事業とは?

子育てグリーン住宅支援事業は、2050年カーボンニュートラルの実現に向け、新築住宅について、エネルギー価格などの物価高騰の影響を特に受けやすい子育て世帯などに対して、「ZEH水準を大きく上回る省エネ住宅」の導入や、2030年度までの「新築住宅のZEH基準の水準の省エネルギー性能確保」の義務化に向けた裾野の広い支援を行うとともに、既存住宅について、省エネ改修等への支援を行う事業です。

子育てエコホーム支援事業との違いは?

子育てグリーン住宅支援事業と2024年の子育てエコホーム支援事業との違いはいくつかあります。現時点(2025年1月20日)で確認できている点としては次の通りとなります。

世帯要件がなくなった

子育てエコホーム支援事業では、「子育て世帯・若者夫婦世帯」と「その他の世帯」という区分が設定されており、補助上限額も「子育て世帯・若者夫婦世帯」の方が高額でしたが、子育てグリーン住宅支援事業では世帯区分による補助額の差がなくなり、条件を満たせば全世帯共通の補助額となりました。その結果、子育て世帯であるか?にかかわらず、リフォームの際に最大60万円/戸の補助を受けることができます。

補助金の支給要件と金額が変更

大きな違いとして、子育てエコホーム支援事業では、省エネ改修として①開口部の断熱改修、②外壁、屋根・天井または床の断熱改修、③エコ住宅設備の設置のいずれかが必須となっていました。
子育てグリーン住宅支援事業では、必須工事として①開口部の断熱改修、②躯体の断熱改修、③エコ住宅設備の設置のうち2つ以上を実施する必要があり、要件を満たせない場合は補助対象外となります

条件を満たせば他の補助金との併用も可能

条件を満たすことで「先進的窓リノベ2025事業」「給湯省エネ2025事業」「賃貸集合住宅省エネ事業」との併用も可能です。

このように、いくつかの違いがありますが、子育て世帯以外でも補助上限額が同額になったのは魅力ではないでしょうか。次に、子育てグリーン住宅支援事業の内容について詳しく解説していきたいと思います。

子育てグリーン住宅支援事業の内容

補助金額

やはり気になるのは補助金額ではないでしょうか。子育てグリーン住宅支援事業の補助金額は以下の通りとなっています。

必須工事補助額
Sタイプ①開口部の断熱改修、②躯体の断熱改修、③エコ住宅設備の設置の全てを実施する場合補助上限:60万円/戸
Aタイプ①開口部の断熱改修、②躯体の断熱改修、③エコ住宅設備の設置のうちいずれか2つを実施する場合補助上限:40万円/戸

子育てグリーン住宅支援事業で対象となるリフォームは?

続いて、子育てグリーン住宅支援事業で対象となるリフォームについて解説します。対象となるリフォームは、上記でも触れた「必須工事」と子育て対応改修や、バリアフリー改修などの「任意の工事」があります。

区分カテゴリー要件
必須工事①開口部の断熱改修2つ以上のカテゴリーの必須工事を行った場合のみ補助対象詳細はこちら補助額の合計が5万円以上で補助対象
②躯体の断熱改修詳細はこちら
③エコ住宅設備の設置詳細はこちら
任意工事④子育て応援改修2つ以上のカテゴリーの必須工事を行った上で実施する場合のみ補助対象詳細はこちら
⑤防災性向上改修詳細はこちら
⑥バリアフリー改修詳細はこちら
⑦空気清浄機能・換気機能付きエアコン設置工事詳細はこちら
⑧リフォーム瑕疵保険への加入詳細はこちら

必須工事について

①開口部の断熱改修とは

開口部の断熱改修とは、窓やドアなどの開口部の断熱性能を向上させるためのリフォームをいいます。具体的には、ガラス交換、内窓設置、外窓交換、ドア交換などが対象となります。なお、ZEH水準に相当する省エネ性能以上の改修工事に限ります。

対象となる工事の基準
ガラス交換既存窓を利用して、複層ガラスに交換するものをいう。
内窓設置既存窓の内側に、新たに窓を新設するもの、および既存の内窓を取り除き、新たな内窓に交換するものをいう。ただし、外皮部分に位置する既存外窓(ドア)の開口部から屋内側へ50cm以内に平行に設置するものに限る
外窓交換既存窓を取り除き、新たに窓を交換するもの、および新たに窓を設置するものをいう。
※工法は問いません
ドア交換既存のドアを取り除き、新たなドアに交換するもの、および新たにドアを設置するものをいう。
対象工事ごとの補助額
大きさの区分
ガラス交換面積1.4m²以上0.8m²以上 1.4m²
未満
0.1m²以上 0.8m²
未満
1枚辺りの補助額14,000円10,000円4,000円
内窓設置面積2.8m²以上1.6m²以上 2.8m²
未満
0.2m²以上 1.6m²
未満
1箇所辺りの補助額17,000円13,500円11,000円
外窓交換面積2.8㎡以上1.6㎡以上 2.8㎡未満0.2㎡以上 1.6㎡未満
1箇所辺りの補助額34,000円27,000円22,000円
ドア交換面積開戸:1.8㎡以上
引戸:3.0㎡以上
開戸:1.0㎡以上 1.8㎡未満
引戸:1.0㎡以上 3.0㎡未満
1箇所辺りの補助額49,000円43,000円

②躯体の断熱改修とは

躯体の断熱改修とは、住宅の主要な構造部分(躯体)に断熱性能を向上させるための改修工事を指します。具体的には、外壁、屋根・天井、床などの改修工事が対象となりますが、①開口部の断熱改修と同じくZEH水準に相当する省エネ性能以上の改修工事に限りますので、遮熱塗料を使った外壁や屋根の塗装などは対象となりません。また、子育てグリーン住宅支援事業の事務局に登録された製品を使用した工事のみが対象となります。

対象となる工事

③エコ住宅設備の設置とは

エコ住宅設備とは、設置することで電気やガスなどの光熱費や、水道使用量の削減につながる住宅設備をいいます。具体的には、太陽熱利用システム、高断熱浴槽、高効率給湯器、蓄電池、節水型トイレ、節湯水栓の設置などが対象となります。

補助金を申請するために、これら必須工事のうち2つを実施する必要があります。

任意の工事について

※子育てグリーン住宅支援事業に関する詳細な内容は現時点(2025年1月)ではまだ発表されていないため、2024年の子育てエコホーム支援事業に準じて記載しています。

④子育て応援改修

子育て応援改修は、家事負担の軽減に資する設備を設置する工事、防犯性向上に資する開口部の改修工事、生活騒音えの配慮に資する開口部の改修工事などが対象となります。たとえばキッチンをリフォームする際に家事負担の軽減という点で見ると、掃除のしやすいレンジフードやIHコンロ、食洗機の設置などが該当します。

⑤バリアフリー改修

バリアフリー改修は、手すりの設置や室内の段差解消、廊下幅の拡張、衝撃緩和畳の設置などが対象となります。たとえば、お風呂やトイレのリフォームの際に出入り口の段差を解消する、手すりを設置する。といった改修も該当します。

⑥空気清浄機能・換気機能付きエアコンの設置

空気清浄機能や換気機能が付いたエアコンの設置も補助の対象となります。子育てグリーン住宅支援事業の事務局に登録された型番の製品を使用した工事のみが対象となります。

子育てグリーン住宅支援事業の補助金額は?

現時点で発表されていることとしては、リフォームでは最大60万円/戸の補助額ということ。個別の工事内容や補助金額については、今後詳しい情報が発表される予定となっていますので、分かり次第それらの情報もアップしていきます。

全世帯が対象の補助金

最初の方でも触れていますが、2025年の子育てグリーン住宅支援事業は、リフォームに関してはこれまでとことなり「子育て世帯」「若者夫婦世帯」という区分がなくなり、全世帯が対象となっています。

2025年にリフォームを計画している方は、予定しているリフォームが補助対象になるかしっかりチェックして、有効活用しましょう。

申請の方法や時期はいつまで?

子育てグリーン住宅支援事業の申請開始時期等について現時点では、募集開始等の詳しい時期についての情報は発表されておりませんので、詳しい情報が分かり次第こちらのページでもご案内させていただきます。当社施工エリア内(千葉県松戸市、市川市および周辺地域)のお客様に限定となりますが、お気軽にお問い合わせ・ご相談ください。

愉くらしリフォームの大功では、2022年、2023年、そして2024年と多数のリフォームで補助金申請をサポートさせていただいております。現在計画中のリフォームで対象になるか?補助金を利用するにはどんなリフォーム計画を立てればいいか?など、これらの補助金に精通したスタッフが対応いたしますので、お気軽にご相談ください。

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