こどもエコ住まい支援事業は、2023年9月28日を持ちまして、予算上限(100%)に達したため、交付申請(予約含む)の受付を終了しました。
愉くらしリフォームの大功です。
今回は、省エネリフォームに加え、子育て世帯のリフォームがグッとお得になる「こどもエコすまい支援事業」についてご案内させていただきます。
2023年9月28日時点での予算に対する補助金申請額の割合:100% ※予算上限(100%)に達したため、交付申請(予約含む)の受付を終了しました。 参考:https://kodomo-ecosumai.mlit.go.jp/
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⇨カビ・結露対策リフォーム:内窓等の設置で補助金をご利用可能です
⇨お風呂リフォーム:断熱浴槽や節湯水栓、浴室乾燥機設置などで補助金をご利用可能です。
⇨トイレリフォーム:節水型トイレの設置やバリアフリー改修で補助金をご利用可能です。(※ただし、トイレの場合はトイレ単体だけでは補助対象額に満たないので注意してください)
目次
こどもエコすまい支援事業とは?
エネルギー価格高騰の影響を受けやすい子育て世帯・若者夫婦世帯による高い省エネ性能(ZEHレベル)を有する新築住宅の取得や、住宅の省エネ改修の対象となるリフォーム工事を行う際に補助金が交付される制度で、当初は令和4年度補正予算として1,500億円が計上されましたが、2023年7月28日に、令和4年度補正予算の1,500億円に加え、令和5年度当初予算の規定経費の流用により209億3,500万円を増額し予算を1709億3,500万円となりました。
※事業予算の増額に伴う、要件の変更および交付申請(予約含む)・完了報告など各種期限の延長はありません。
こどもみらい住宅支援事業との違いは?
昨年まで行っていた「こども未来住宅支援事業」と、今回の「こどもエコすまい支援事業」では、補助の範囲等については大きな違いはありませんが、こどもみらい住宅支援事業とくらべて補助額が増額されているという違いが挙げられます。例えば
エコ住宅設備の種類 | こどもみらい住宅支援事業の補助額 | こどもエコすまい支援事業の補助額 |
---|---|---|
太陽熱利用システム | 24,000円/戸 | 27,000円/戸 |
高断熱浴槽 | 24,000円/戸 | 27,000円/戸 |
高効率給湯器 | 24,000円/戸 | 27,000円/戸 |
蓄電池 | ー | 64,000円/戸 |
節水型トイレ(掃除しやすいトイレ) | 19,000円/戸 | 20,000円/戸 |
節水型トイレ(上記以外) | 17,000円/戸 | 19,000円/戸 |
節湯水栓 | 5,000円/台 | 5,000円/台 |
など、昨年のこどもみらい住宅支援事業と比較して、補助額が増額されているものが目立ちます。
補助の対象となるのはどんな人
こどもエコすまい支援事業で対象となるリフォーム工事の際に補助を受けられるのは以下の表の通りです。
現在お住まいの住宅をリフォームする場合、子育て世帯や若者夫婦世帯では最大45万円、その他の世帯(子育て世帯・若者夫婦世帯以外)でも最大30万円の補助が受けられます。
既存住宅*を購入してリフォームをする 子育て世帯・若者夫婦世帯 | 最大60万円の補助 |
所有している住宅をリフォームする 子育て世帯・若者夫婦世帯 | 最大45万円の補助 |
その他の世帯 | 最大30万円の補助 |
子育て世帯・若者夫婦世帯では最大45万円~60万円の補助
このようにリフォーム工事の内容に応じて、子育て世帯や若者夫婦世帯の場合
- 所有している住宅をリフォームする場合は最大45万円/戸の補助
- 既存住宅(中古住宅)の購入を伴う場合は最大60万円/戸の補助
を受けることができます。
子育て世帯、若者夫婦世帯とは?
子育て世帯とは、補助金申請時点において、2003年4月2日以降に生まれた子どもを有する世帯となります。また若者夫婦世帯とは、補助金申請時点において夫婦であり、夫婦のいずれかが1981年4月2日以降に生まれた世帯となります。
子育て世帯や若者夫婦世帯以外も最大30万円の補助
こどもエコすまい支援事業でも子育て世帯や若者夫婦世帯以外も補助金を申請することができます。
対象者としてその他の世帯とありますが、その他の世帯とは子育て夫婦世帯や若者夫婦世帯に該当しない全ての世帯が該当します。
こどもエコすまい支援事業では子育て世帯ではない場合でも最大30万円/戸の補助を受けることができますので、例えば将来に向けてバリアフリー改修を含むリフォーム等を検討されている場合にも利用できるということです。検討されているリフォームが、対象となるリフォーム工事内容の条件を満たすリフォームであればぜひ活用されることをおすすめします。
対象となるリフォーム工事の内容は?
こどもエコすまい支援事業では対象となるリフォーム工事の内容や条件が決められています。
次の①~③のいずれかの工事を必須として、①~⑧が対象となります。
A | ①開口部の断熱改修(ガラス交換、内窓設置、外窓交換、ドア交換) | いずれか必須 | 補助額が合計5万円以上で補助対象 | 詳細はこちら |
②外壁、屋根・天井または床の断熱改修 | 詳細はこちら | |||
③エコ住宅設備の設置 | 詳細はこちら | |||
B | ④子育て対応改修 | Aと同時に行う場合のみ補助対象 | 詳細はこちら | |
⑤防災性向上改修 | 詳細はこちら | |||
⑥バリアフリー改修 | 詳細はこちら | |||
⑦空気清浄機能・換気機能付きエアコンの設置 | 詳細はこちら | |||
⑧リフォーム瑕疵保険等への加入 | 詳細はこちら |
①開口部の断熱改修(ガラス交換、内窓設置、外窓交換、ドア交換)、②外壁、屋根・天井または床の断熱改修、③エコ住宅設備の設置のいずれかの省エネ改修を行うことで、④~⑧の子育て対応改修や防災性向上改修、バリアフリー改修なども併せて補助対象にすることができます。
※表中の「詳細はこちら」から公式HPにてそれぞれの詳細内容をご確認いただけます。
※なお、既存住宅における「開口部の断熱改修」の「ガラス交換」「内窓設置」「外窓交換」の場合は、住宅の断熱性能向上のための先進的設備導入促進事業を活用いただくほうが、補助費用も大きくお得です。詳しくは愉くらしリフォームまでお問い合わせください。
申請の方法や時期はいつまで?
補助金の交付申請等の手続きや補助金の消費者(お客様)への還元は、施工業者がおこないます。この施工業者とは、あらかじめ「こどもエコすまい支援事業者」として事務局に登録した施工業者のことを言います。
お客様ご自身での申請はできませんので、「こどもエコすまい支援事業」の補助金を受けるには、必ず登録された施工業者(登録事業者)を通して申請を行う必要があります。
「こどもエコすまい支援事業」を申請できる期間
こどもエコすまい支援事業は、2022年11月8日(令和4年度補正予算案閣議決定日)以降に工事に着手するリフォーム工事が対象となります。(工事請負契約後に行われる工事であること)。ただし、工事請負契約を締結した施工業者がこどもエコすまい住宅支援事業者に登録した以降に着工したリフォーム工事が対象となります。
これはどういうことかというと、例えば弊社「愉くらしりフォームの大功」の場合は、2022年1月27日にこどもみらい住宅支援事業者として登録しておりますので継続して「こどもエコすまい支援事業者」となっております。
注意点は、リフォームの工事請負契約を締結する業者がこどもエコすまい支援事業者として登録された日以降に着工した工事となる点にご注意下さい。
こどもエコすまい支援事業の交付申請期間は?
こどもエコすまい支援事業の交付申請期間は、2023年3月31日~予算上限(1500億円)に達するまでとなっており、2023年1月時点では遅くとも2023年12月31日までとなっています。
ただし、前年のこどもみらい住宅支援事業では、予定より早く2022年11月28日には予算上限に達したために申請を締め切っています。今回も予定より早く予算上限に達すると思われますので、2023年にリフォームを検討されている方は、早めの申請をおすすめします。
なお、現時点での予算に対する補助金申請額の割合については、こどもエコすまい支援事業サイトにてご確認いただけます。
補助を受けるためのリフォームの例
続いては、こどもエコすまい支援事業で補助を受けるためのリフォーム例を紹介します。
例えば水回りのリフォームの場合は、次のような補助を受けることができます。
このような組み合わせで水回り設備のリフォームを行った場合、合計で163,000円の補助を受けることができます。
注意点① 補助が適用される対象製品が決まっています。
こどもエコすまい支援事業では、リフォーム工事の要件を満たせば全て補助対象になるというわけではありませんので注意が必要です。補助対象となる製品は各メーカーごとに、「こどもエコすまい支援事業」の事務局に申請・登録された製品のみとなります。
ですので、必ずしも自分が気に入ったメーカーの気に入った製品でリフォームをしても補助を受けられるというわけではありませんので、この点は注意が必要です。
注意点② 組み合わせに注意が必要です
こどもエコすまい支援事業の補助を受けるには、必ず「対象となるリフォーム工事の内容は?」でAの①~③のいずれか(①開口部の断熱改修、②外壁、屋根・天井または床の断熱改修、③エコ住宅設備の設置のいずれか)のリフォームを伴っている必要があるので注意して下さい。
例えば、この記事への検索キーワードとして「こどもエコすまい支援事業 食洗機」というキーワードからのアクセスもかなりあるのですが、食洗機だけを交換する場合は、対応機種であっても補助額が21,000円なので、「食洗機が古くなったのでビルトイン食洗機だけ交換したい」といったケースは適用されません。
つまり、補助額の合計が5万円未満の場合も補助が適用されませんので注意しましょう。
例えば、上記の例(画像)のような形で「キッチンのみ」あるいは「トイレのみ」のリフォームの場合、「節湯水栓(キッチン)」、「掃除しやすい機能を有するトイレ(トイレ)」がそれぞれエコ住宅設備の要件を満たしていますが、個々の補助額が5万円に満たないため補助対象とはなりません。
愉くらしリフォームの大功でも、「こどもエコすまい支援事業者」として、どのようなリフォーム・どのような商品の組み合わせが補助対象となるのかのアドバイスをさせていただいておりますので、松戸・市川近隣の方はお気軽にご相談下さい。
こどもエコすまい支援事業まとめ
いくつかの制約もありますが、こどもエコすまい支援事業を活用することで、子育て世帯では1戸あたり最大45万円(子育て世帯でない場合は1戸あたり最大30万円)の補助と、リフォームの際に補助金を受けることができるため大きなメリットとなるのではないでしょうか。
新築から10~15年経過するとさまざまな住宅設備の不具合や老朽化が目立ってきますが、子育て世帯においてはお子様が中学生・高校生で進学準備などの教育費のかかる時期という世帯も多いと思います。もちろん、子育て世帯や若者夫婦世帯でなくても補助を受けられる制度なので、「こどもエコすまい支援事業」を活用してリフォームをご検討されることで、ご負担もかなり軽減できるのではないかと思います。
補助金が活用できるリフォームはこちら
⇨カビ・結露対策リフォーム:内窓等の設置で補助金をご利用可能です
⇨お風呂リフォーム:断熱浴槽や節湯水栓、浴室乾燥機設置などで補助金をご利用可能です。
⇨トイレリフォーム:節水型トイレの設置やバリアフリー改修で補助金をご利用可能です。(※ただし、トイレの場合はそれだけでは補助対象額に満たないので注意してください)
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