雨漏り修繕工事〜原因箇所の特定でわかった、止まらない雨漏りの根本原因とは〜

お家に起こるトラブルで、精神的にも経済的にも嫌なことの1つが「雨漏り」ではないでしょうか。

雨漏りに気がついたときに、放っておく人はなかなかいないと思いますが、修理してもなぜだか止まらないという悩みがつきまとってくることもありますし、実際、そのようなケースは非常に多いです。

では、なぜそのようなケース(修理しても雨漏りが止まらないということ)が起きてしまうのかというと、理由は単純明快で
・雨漏りの原因となっている箇所が特定できていない
ということです。

また、雨漏りの原因箇所が特定できた際に、更に、その根本原因を見極め、解決することができなければ、本当の意味で雨漏りを止めることはできません。

今回は、そのようなケースをご紹介したいと思います。

雨漏り箇所が特定されずに放置されてしまった事例

先日、弊社で対応させていただきました雨漏り修繕工事のお客様宅の場合も、雨漏り原因箇所と根本的な原因が特定されず、結果として深刻化したケースでした。

簡単に概要を説明しますと、
・築17年のツーバイフォー工法3階建て
・外壁はモルタル塗り+塗装
また、輸入サッシを使用している建物です。

以前から雨漏りに悩んでいて、今回がはじめてではなかった

実はこのお客様、以前から雨漏りに悩んでいたとのことで、雨漏り修理も兼ねて、新築から17年の間に2回の外壁塗装工事を行ったそうです。

しかし、一時的に改善するものの、しばらくすると再び同じ箇所からの雨漏りが発生。

ということで、弊社に相談にこられたという次第です。

雨漏り調査からわかった一向に改善されない理由

さっそく、お客様の許可をいただき雨漏り調査(散水調査+赤外線調査)をさせていただいた結果、雨漏りの箇所と根本原因が判明しました。

こちらのお宅の場合、雨漏りはサッシとモールディング(飾り枠)の取り合いコーキングの欠損が原因で雨漏りが発生していました。さらに、該当箇所を調べるためにサッシまわりを分解してくと・・・・

モールディングの下地木材は雨水の浸水により朽ちてボロボロに。

これは表面からではわからなかったことです。
更に解体を進めていくとなぜ雨漏りが起こり、2回の修理でも改善できなかったのか。その理由が明確になりました。

雨漏り原因は施工業者による施工ミスが原因だった!

一般に雨漏りの原因というと、経年劣化が原因と考えるかもしれませんが、実は施工ミス・施工不良による雨漏りは非常に多いのです。

こちらのお宅の場合は、サッシの形状に合わないモールディングの施工が雨漏りを導いた。と考えられます。

もう少し具体的に説明をしますと、モールディングの下地材(木材)がサッシより外側に突き出ている上にモルタルを塗りコーキング処理をしているので、コーキングが劣化するとそこから雨水が侵入することになります。

もちろん、コーキングの劣化は外観からも目視で確認できますが、それは見た目上の問題で本当の原因はコーキングの劣化ではありませんでした。

解体して明らかになったこと

一般的に木造住宅では外壁が一次防水となります。万が一外壁から雨水が侵入した際に室内への侵入を防ぐために防水シートなどで「二次防水処理」がなされています。

しかし、このお宅の場合はサッシまわりの一次防水に加え、二次防水処理が適切になされていなという完全な施工ミスが原因となり、建物内部に雨水が漏れてきたというわけです。

実際に解体してみると、サッシまわり(モールディング)だけでなく、既に構造用合板まで朽ちてしまっているという状態でした。

このような状態でしたので、比較的大掛かりな改修工事となってしまったのは言うまでもありません。

雨漏り改善には、雨漏りの知識だけでなく、建築・建物構造の知識も重要

今回の事例の場合、新築時の施工ミスが原因だったわけですが、これは決して珍しいことではありません。

公益財団法人 住宅リーフォーム・紛争処理センターに寄せられた相談からの統計では、新築時から3年未満までの相談50.9%、また、その中で雨漏りに関する相談は約15%と、雨漏りの発生時期は新築から数年というデータも存在しています。

これが事実なら何を表しているのかというと、一般住宅においてそれだけ施工ミスによる瑕疵が多い可能性があるということだと思います。

また、それら瑕疵の修理やリフォームにおいても、建築や建物構造に対する知識が充分でなければ根本的な解決には至りにくいということではないでしょうか。

まとめ

雨漏りは、建築工事の中で最も多い瑕疵です。一般戸建て住宅もそうですが、公共建物においても約7割が何らかの雨漏りに悩まされているという話しもあります。

住宅の雨漏りは、建物だけでなく住んでいる人への健康的・精神的、そして経済的な負担も大きくなって強いまいますので、住宅の作り手もさることながらリフォームに関わる人間としては、絶対に避けなければならないものであると思います。

先日の台風15号、19号もそうですが、昨今、温暖化の影響か日本での雨の降り方というのは常識では考えられないものがありますし、今後もそのような激しい雨に晒されることも多いと思います。

だからこそ、雨が降ってきても安心して休める家でなければなりません。

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