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狭いお風呂をリフォームで広く!方法や費用、施工事例も紹介します
狭いお風呂をリフォームで広く!方法や費用、施工事例も紹介します

狭いお風呂をリフォームで広く!方法や費用、施工事例も紹介します

2024年10月18日
2024年10月18日
Shaer
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お風呂が狭い…。せっかく浴室のリフォームをするのだから今よりも広くしたい!

こういったご希望は多いと思いますが、お風呂のリフォームすることで、今の狭いお風呂を広くすることができます。この記事では、狭いお風呂を広くするリフォームの方法や、実際にどれくらい広くできるのか?

広くする場合の費用はどれくらいかかるのか?などの疑問について解説しています。

狭いお風呂をリフォームすることで、今よりも広くゆったりとした快適な浴室空間づくりの参考になればと思います。

快適なお風呂のサイズはどれくらい?

どれくらいの広さの浴室(ユニットバスのサイズ)なら快適か?は、ライフスタイルによっても変わってきます。

ケース1:小さいお子様といっしょに入浴

お子様と一緒にお風呂に入っても、ゆったりと入浴できる空間が欲しい。
そういった場合は、1坪~1.25坪(1616サイズ~1618サイズ?)、できれば1.25坪が理想です。これくらいの広さがあれば、お子様と並んで座っても窮屈さを感じることなく体を洗うことができます。

ケース2:身長が高くて浴槽が窮屈

ご家族の中に身長が高い方がいて、ゆったりと入れる浴槽にしたいなら、1.25坪以上(1616サイズ以上?)がおすすめといえます。下記の画像は、LIXILの「ミナモ浴槽」のシミュレーションになりますが、身長180cmの方の各サイズの入浴姿勢のイメージが確認できます。

1618サイズの場合
1418サイズの場合
1318サイズの場合
1218サイズの場合

※画像引用:LIXILウェブサイトより

このように見てみると、身長180cm以上ある場合、1218サイズの浴槽ではかなり窮屈で、1318サイズでも体育座りのような感じで窮屈感があるのがわかりますが、1616サイズであれば完全に伸ばし切ることはできないものの、かなりゆったり感を得ることができますが、高身長でも足を伸ばして本当にゆったりと入りたいいうことで言えば1624サイズ以上のユニットバスが理想です。

ユニットバスのサイズを表す4桁の数字について

補足になりますが、ユニットバスのサイズを表す4桁の数字(1216や1616など)は、ユニットバスの横場はと奥行を表しています。

たとえば、「1216サイズ」であれば、横幅1200mm×奥行1600mmの大きさのユニットバスという意味で、基本的には各メーカー共にこの4桁の数字でユニットバスのサイズを表しています。

ただし、実際のサイズはメーカーによって多少の違いがありますので、ショールームでサイズ感を確かめておくことは大切です。

リフォームでお風呂を広くする方法

それでは、実際に狭いお風呂をリフォームで広くするにはどのような方法があるでしょうか。ここでは、一般的な方法についてご説明します。

方法1:ユニットバスのサイズを変更する

最も一般的な方法になりますが、既存のユニットバスよりも大きなユニットバスに交換することで、浴室を広くすることができます。一戸建て住宅でも、たとえば建て売りで購入された場合は1~2サイズ小さいユニットバスになっていることもあり、浴室スペースと既存のユニットバスとの間にデットスペースが存在する場合もありますので、現地調査の際に図面も含めてどれくらい広くできるかを確認してもらうと良いです。

また、マンションの場合も同じように、デットスペース分だけ広くできる場合がありますので、同じように確認してもらうと良いでしょう。

方法2:配管スペースを見直す

在来工法の浴室や古いユニットバスの場合、配管スペースの影響で浴室が狭くなってしまっていることがあります。配管を最適な場所に移設したりすることで、空いたスペース分ユニットバスのサイズを大きくできる場合があります。

ただし、マンションの場合は給排水管の移設などができない場合もありますので、事前に確認が必要です。

方法3:間取りを変更して浴室のスペースを広くする

浴室と隣接する洗面所/脱衣所を狭くして浴室のスペースを広くすることも可能です。

これは、既存のままではユニットバスのサイズを大きくできない場合に、洗面所/脱衣所との間仕切りを一度撤去して、新たに設置するといった方法になります。この場合、間仕切り壁の撤去と設置という工事が必要になるため、ユニットバス交換だけと比べると、工事費用が少し増えてしまいます。また、工期はプラス1日程度増えることになります。

方法4:おもいきって増築する

ご自宅の敷地に増築できるだけ余裕があり、ご予算にも余裕がある場合という条件になりますが、増築してそこに浴室スペースを拡張することで、既存のスペースにとらわれずに浴室を広くすることができます。ただし、通常の浴室リフォーム工事と比べて大掛かりな工事となりますので、工期が伸びてしまうという側面がありますし、増築工事の内容によって費用も通常の浴室リフォームより増えてしまいます。

また、増築する場合は、既存の建物と増築部分との取り合い部の納まりが悪いと、後々雨漏れの原因となる可能性が高くなりますので、建築工事の知識・技術のある業者に施工してもらうことが大切です。

実際、どれくらい広くできるのか?

愉くらしリフォームの大功でも、お客様から「リフォームでお風呂を今よりも広くしたい」という相談を多く受けてきました。実際に、「どれくらい広くできるのか?」は、浴室部分の構造や配管がどのようになっているかにもよって異なりますし、一戸建てとマンションでも異なります。

ここでは、リフォームで浴室を広くしたお客様の事例をご紹介しますので、ご参考になさってください。

お風呂を広くした事例(マンション)

浴室を広くするために洗面所を狭くして拡張:Y様邸(千葉県松戸市)

リフォーム内容とポイント
築27年のマンションにお住まいのY様。洗面所は狭くなってもいいので、既存の1216サイズのユニットバスを1サイズ大きくしたいというご要望をいただきました。ユニットバスを1418サイズにアップするために、浴室と洗面・トイレの間仕切りを移設してご希望の広々としたお風呂にリフォームしました。

Before
After

詳細はこちら

バランス釜のお風呂をユニットバスに変えて浴槽も広く:N様邸(千葉県松戸市)

リフォーム内容とポイント
築52年のマンションの浴室。在来浴室のタイル張り、バランス釜で老朽化していることもありリフォームのご相談をいただきました。お客様は当初パナソニックのおしゃれなユニットバスにしたいとのご要望でしたが、ほとんどのメーカーのユニットバスはサイズが限定され、且つ既存のスペースに設置しようとすると、浴室サイズが小さくなり、解体部分も多くなるため、サイズオーダーができ、解体範囲も最小限となる、タカラスタンダードの「広ろ美ろ浴室」でのリフォームをご提案しご採用いただきました。

Before
After

詳細はこちら
N様の感想はこちら

H様邸事例

リフォーム内容とポイント
H様邸は、パナソニックの柏の葉ショウルームにて洗面とユニットバスのプランを作成された後に、弊社にご相談いただきました。現地調査の採寸で当初は1218サイズで計画を進めましたが、メーカの現地調査を実施したした結果、ユニットバスを解体しないと1218サイズが入るかどうかわからないとの判断で、H様にお伝えし1216サイズに変更してご提案させていただきました。
※実際にユニットバス解体後、キッチン配管が駆体壁際を通っており、1218サイズが入らなかったことを確認。

詳細はこちら

リフォームをする前に確認しておきたいこと

メーカーのショールームで実物に触れてみる

狭いお風呂を広くリフォームしたい場合、ネットやカタログの情報だけで商品を選んでしまうと、「思ったよりも狭かった」なんてことにもなりかねません。そこで、気になるメーカーのショールームに行って実物を確認してみることをおすすめします。リフォームのイメージを具体化するために、ショールームで実際のユニットバスや設備を確認しましょう。質感や機能を直接確かめることで、納得のいく選択ができます。

マンションの場合は管理規約の確認を忘れずに

マンションの場合、管理規約の制約があり、サイズアップのために必要な工事ができないケースもあります。事前に管理規約を確認したり、不明な点は管理組合へ相談し、必要な許可を取得しましょう。

また、これらのことも親身にサポートしてくれる業者を選ぶことが大切です。
愉くらしリフォームの大功では、各メーカーショールームへのお取次やマンション管理組合や管理会社への工事内容に関する確認など、安心してリフォームを進められるようにサポートいたしますので、当社施工範囲のお客様のみとなってしまいますがお気軽にご相談ください。

狭いお風呂をリフォームで広くするメリットとデメリット

リフォームで狭いお風呂を広くすることで、入浴がこれまでよりも快適になることは間違いないと思いますが、こういったメリットだけでなく、多少のデメリットもあるということも意識しておくと良いでしょう。

メリット

・お風呂でゆったりくつろげる

今のお風呂よりも浴槽が大きくなれば、足を伸ばしてゆったりと入浴できたり、洗い場が広くなることで、お子様と一緒に入浴しても伸び伸びとできたりと、今までよりもゆったりとくつろいで入浴できるようになります。また、ご家族の介護が必要な場合も、浴室が広くなることで、よりケアがしやすくなり、介護の負担を減らすことができると思います。

デメリット

・水道代やガス代が増える

たとえば、先程紹介したリクシルの「ミナモ浴槽」を例に上げると、お湯の量は水位70%で、1218サイズの浴槽では151リットル、1618サイズの浴槽では190リットルでお湯の量は39リットルの差があります。浴槽が大きくなり貯めるお湯の量も増えることになりますので、その分水道代やガス代が高くなってしまう可能性があります。

・広くなった分掃除が大変かも

お風呂が広くなったときのデメリットとして、こういった事も考えられるかもしれません。

ただ、新しいユニットバス(システムバス)では、浴槽の保温性の向上や給湯器のエコ性能の向上(給湯器も変えた場合)、普段のお手入れにしても、お掃除・お手入れのしやすさ/汚れにくさを兼ね備えているので、以外と気にならないかもしれませんね。

まとめ:お風呂が狭いと感じる理由はなに?

お風呂が広くなるとゆったりと入浴できる。確かにそうですが、あえて、「なぜ広くしたいのか?」「なぜ狭いと感じるのか?」を考えてみるのと良いと思います。

たとえば、浴層が狭いと感じているのか?それとも、洗い場が狭いと感じているのか?お風呂の使い方・入浴の仕方によっても変わってくると思いますし、それによって、リフォームの内容も変わってきます。

今のお風呂よりも広くしたいと思ったときには、改めて「広くしたい理由」や「狭いと感じる理由」を明確にしてからリフォームの計画を進めると良いでしょう。

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