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お風呂リフォーム マンションの場合の費用や注意点・サイズアップの事例も紹介

お風呂リフォーム マンションの場合の費用や注意点・サイズアップの事例も紹介

2024年10月5日
2024年10月18日
Shaer
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「お風呂リフォームを検討しているけれど、どのくらいの費用がかかるの」、「マンションでのリフォーム時の制約が気になる…。」そんなお悩みをお持ちではありませんか?

この記事では、マンションにお住まいの方が浴室(お風呂)のリフォームをおこなう際の、具体的な費用例や管理規約の確認ポイント、マンション特有のリフォームの注意点を詳しく解説していきます。 さらに、実際のサイズアップ事例やおすすめのユニットバスもご紹介します。

お風呂のリフォームに適したタイミングは?

お風呂のリフォームのタイミングは、一般的に15~25年が目安とされています。愉くらしリフォームの大功のお客様でも、このくらいの経過年数でリフォームを検討されるケースが大半です。

リフォームの主なきっかけは「経年による傷みや汚れ、老朽化」です。長年の使用で蓄積された汚れや、特にマンションでは戸建てよりもカビが発生しやすいという環境があり、設備の老朽化や汚れが目立ってきます。こうした状況から「お風呂リフォームで浴室をより快適にしたい」というニーズが高まります。

家族構成やライフスタイルの変化もリフォームのきっかけになることが多いです。例えば、子どもが成長し、個別に入浴するようになるとシャワーの使用回数や追い焚きの頻度が増え、水道代やガス代が高くなることがあります。実際、我が家でも3人の子どもが中学生になったころから、水道代やガス代が跳ね上がりました!

また、親世帯との同居が決まった際には、浴室の安全性を高める必要が出てくることもあります。

そのため、リフォームの際には省エネ化やバリアフリー化を同時に検討するケースも少なくありません。 リフォームの主な動機は老朽化による交換が多いですが、ライフスタイルの変化やエコを意識したリフォームも重要視されているようですね。「省エネ・エコ」という視点から見ると、古くなった給湯器の交換も同時に検討すると良いでしょう。

マンションの浴室リフォーム 気になる費用は?

お風呂リフォームを考える際に、やはり気になるのは費用面ではないでしょうか?お風呂のリフォームは比較的大掛かりな工事になるため、総費用としては100万円前後~200万円前後が目安です。ただし、ユニットバスのグレードによってはそれ以上かかることもあります。

価格に差が出る要因としては、工事内容(ユニットバスからユニットバスへの交換なのか、在来工法からユニットバスへの交換なのか)や、選ぶユニットバスの設備(グレード)によって大きく変動します。ここでは、一般的な見積もりの概要と発生する費用の内訳を説明します。

標準的な見積もりの概要

  1. ユニットバス交換の場合
     費用相場:100万~150万円
     内訳:ユニットバス本体費用、オプション費用、解体・撤去費用、設置工事費用(電気・配管工事を含む)
  2. 在来工法からユニットバスへの変更
     費用相場:120万~170万円
     内訳:解体費用(コンクリートやタイルの撤去)、ユニットバス本体費用、オプション費用、設置工事費用
  3. 壁・床・天井の補修やドア・浴槽等の交換のみ
     費用相場:10万~50万円(※工事内容による)

リフォームの種類や選択するユニットバス設備のグレードやオプションに応じて、費用は大きく変わります。そのため、事前にご自身のリフォームの優先順位を明確にしておくことが大切です。

リフォーム費用を抑えるためのポイント

浴室リフォームは、設備や仕様によって費用が大きく変わるということは、先述の通りですが、無駄な出費を抑えるためには、以下のポイントを押さえることが重要です。

オプションは「必要なもの」に絞る

メーカーのウェブサイトやカタログを見たり、ショールームに行くと、魅力的なオプションがたくさん目に留まります。オプションを取り入れることで快適性が向上しますが、多くを選ぶとその分リフォーム費用も増大します。例えば、自動お掃除機能などは便利かもしれませんが、必ずしも必要ではない場合もありますよね。家族のニーズに合った「本当に必要な機能」だけを選び、その他はカットすることでコストを抑えることができます。

お風呂リフォームで使える補助金や助成金を活用する

リフォーム費用を抑えるために、利用できる補助金や助成金を活用することも有効です。ここでは、現在申請することのできる代表的な補助金制度を紹介します。

子育てエコホーム支援事業

子育て世帯や省エネ住宅を対象とした補助金制度です。浴室の断熱性能向上や節水型水栓の設置などが補助対象になります。
※「子育てエコホーム」という名称ですが、子育て世帯以外も利用できます。

例えば、エコ住宅設備として

  • 高断熱浴槽の導入:30,000円/戸
  • 節湯水栓の導入:5,000円/台
  • 高効率給湯器の導入:30,000円/戸

さらに

  • 浴室乾燥機の導入:23,000円/戸(子育て応援改修)
  • 手すりの設置:7,000円/戸(バリアフリー改修)
  • 段差解消:5,000円/戸(バリアフリー改修)
  • 廊下幅等の拡張:28,000円/戸(バリアフリー改修 ※浴室出入口の拡幅も含む)

と、合計で128,000円の補助を受けることができ、お風呂リフォームの費用負担を軽減することができます。

詳細については、こちらの記事で確認してください。
2024年リフォームで使える補助金「子育てエコホーム支援事業」を詳しく解説!

補助金の申請にはいくつかの注意点もあるため、打ち合わせの段階でリフォーム業者に相談することをおすすめします。
なお、愉くらしリフォームの大功では、これらの補助金の申請実績も豊富ですので、ぜひご相談ください。

浴室リフォームで得られるメリット

お風呂リフォームは、ただキレイで快適なお風呂に変わるだけでなく、日々のお手入れや掃除の手間が軽減され、水道代や光熱費の節約にもつながるなど、多くのメリットがあります。特に、築年数が経過したマンションでは、設備の老朽化や汚れの蓄積が気になることが多いでしょう。ここでは、リフォームによる具体的な効果について詳しく見ていきます。

日々のお手入れ・お掃除が楽になる機能

15年、20年前のお風呂と比べると、最新のユニットバスは、お手入れが簡単な機能が充実していますので「日々のお手入れやお掃除が楽になる」機能を備えているものがほとんどです。

例えば、パナソニックの「スミピカフロア」やTOTOの「ほっカラリ床」、リクシルの「キレイサーモフロア」など、各メーカー共に、汚れが付きにくく浴室をキレイに保つといった特長があります。また、床だけでなく、浴槽や水栓、鏡、壁材なども、防汚・抗菌・防カビ加工が施された素材のものや、髪の毛やゴミの処理がしやすい排水口など、日々のお手入れを楽にしながら掃除の負担を大幅に減らして浴室を清潔に保つことができるように工夫されています。

【パナソニック】

  • スゴピカ浴槽
  • スゴピカ水栓
  • スミピカフロア など

パナソニックでは、独自の「スゴピカ素材」を使った汚れがつきにくく、汚れても軽い力で汚れを落とせる、スゴピカ浴槽やスゴピカ水栓やスミピカフロアなど、お掃除・お手入れのしやすい素材になっているのが特長です。また、カビシャット暖房換気乾燥機を導入することで、マンションで不安の多いカビの発生を抑えることができます。

【リクシル】

  • パッとくるりんポイ排水口
  • キレイサーモフロア
  • まる洗いカウンター など

排水口のお掃除が簡単な「パッとくるりんポイ排水口」や汚れにくい表面処理と形状でお掃除が楽になる「キレイサーモフロア」、取り外しできて裏側までまる洗いできる「まる洗いカウンター」などがあります。

【TOTO

  • ほッカラリ床

床表面に特殊処理を施した親水層の効果で皮脂汚れと床の間に水が入り込み、汚れ落ちがスムーズな「ほッカラリ床」や、ボタン一つで床や浴槽を自動で洗浄してくれる機能(オプション)があります。

エコで節約できる設備・オプション

最新のお風呂設備には、保温性能の高い浴槽や節水シャワーなど、エコ機能が充実。
例えば、保温性の高い浴槽を選ぶと、家族が多い場合でも追い焚きの回数を減らすことができて光熱費の節約につながります。また、節水シャワーを導入することで、水道代と光熱費の両方を抑えることが可能です。さらに、少ない湯量でゆったり浸かれるよう浴槽の形状が工夫されていたりと、各メーカーがさまざまな工夫を凝らして、水道代や光熱費の節約につながるお風呂設備を提供しています。

保温性の高い「高断熱浴槽」

パナソニック、LIXIL、タカラスタンダード、TOTOなど各社から、断熱材で浴槽を包み込んだ高断熱浴槽や、断熱素材を使用した風呂ふたが提供されています。これにより従来のお風呂よりも高い保温性が確保されます。メーカーによって多少の差はありますが、40℃のお湯はり後、4~5時間経っても約37.5℃と、ほとんど温度が下がりません。これにより、入浴時間がバラバラでも追い焚き回数が減り、光熱費の節約に大きく貢献します。

例:パナソニック保温浴槽の場合:断熱材で浴槽を包み、しっかり保温
※Lクラス、リフォムス、MRに標準

浴槽と蓋に断熱材を使用し、高い保温効果を発揮。追い焚き回数を減らしながら、遅く帰ってもあたたかいお湯に入浴できます。

節水シャワー・節湯水栓

少ない湯量でも勢いのあるシャワーが出せる節水型シャワーは、これまで通りにシャワーを使ってもお湯の使用量を減らすことができるので、水道代の節約だけでなく光熱費の節約にも繋がります。例えば、TOTOの「コンフォートウェーブシャワー」は、メーカーによると従来型と比較して水道使用料を年間約35%削減し、約16,400円の節水効果があるそうです。

マンションでの浴室リフォームでの注意点とは?

マンションで浴室リフォームを行う際の注意点について解説します。

マンションでのリフォームには、特有の注意点がいくつかあります。具体的には管理規約による制約や、共用部分への影響、工事時の近隣住民への配慮などが重要です。以下に、それぞれの注意点を詳しく解説します。

マンションリフォームでは管理規約に従う必要がある

マンションでのリフォームは、管理組合の規約に従わなければなりません。これは絶対に守らなければならないことで、特に水回りのリフォームでは、配管の変更などが必要な場合があり、これらが規約に抵触しないか事前に確認が必要です。許可を得ずに工事を行うと、トラブルの原因になりますので注意が必要ですので、不明な点や疑問点がリフォーム業者に確認するのが良いでしょう。

マンションによっては搬入経路にも注意が必要

ユニットバスの搬入時には、エレベーターのサイズや搬入経路を考慮する必要があります。特に、エレベーターがない、あっても狭いマンションでは、階段を使って担いで搬入する必要があったり、通路が狭い場合は通路からの資材搬入が難しいケースもあります。

こういった場合は搬入の費用が発生する場合もありますが、リフォーム業者が事前の現地調査をしっかりと行っていれば、その費用は見積もり内容に反映されており、事前に説明があることが一般的ですので、契約後に追加費用が発生すると言ったことはないと思います。

追い焚き機能が付けられない場合も

マンションによっては、給湯設備の仕様や共有部の配管の制約により、追い焚き機能を後付けできない場合があります。現状で追い焚き機能がない場合は、事前にリフォーム業者に確認し、工事が可能かどうかをしっかりと調査してもらいましょう。

浴室のサイズアップはリフォーム業者に確認を

浴室のサイズアップを希望している場合は、サイズアップが可能かどうかも確認が必要です。特にマンションの場合は、図面上ではサイズアップが可能と思われても、既存のユニットバスを解体した際に初めて、建物の構造や配管の位置によっては、「希望するユニットバスではそのサイズに拡張できない」といったケースもないわけではありません。

現地調査をしっかりと行って提案してくれるリフォーム業者を選定して、施工可能な範囲を把握した上でプランを作成してもらうようにしましょう。

近隣への挨拶まわり・配慮も忘れずに

リフォーム工事中は、騒音や振動が発生することがあります。工事前に近隣住民へ挨拶し、工事内容や期間を説明しておくことで、トラブルを未然に防ぐことができます。特に、マンションの場合、工事音が上下階や隣室に響くことがあるため、細心の注意を払いましょう。

リフォーム前に確認すべきポイント

マンションの管理規約を確認する

水回りのリフォームでは、管理規約の制約が特に厳しい場合があります。事前に管理組合へ相談し、必要な許可を取得しましょう。

メーカーのショールームで実物に触れてみる

リフォームのイメージを具体化するために、ショールームで実際のユニットバスや設備を確認しましょう。質感や機能を直接確かめることで、納得のいく選択ができます。

マンションのお風呂リフォーム事例をケースごとに紹介

マンションのお風呂リフォームには、さまざまなニーズや制約があります。ここでは、実際に行われたリフォーム事例を3つ紹介し、具体的なリフォーム内容や効果について解説します。

Y様邸のお風呂リフォーム事例(千葉県松戸市)

リフォーム内容とポイント
築27年のマンションにお住まいのY様。洗面所は狭くなってもいいので、既存の1216サイズのユニットバスを1サイズ大きくしたいというご要望をいただきました。ユニットバスを1418サイズにアップするために、浴室と洗面・トイレの間仕切りを移設してご希望の広々としたお風呂にリフォームしました。

Before
After

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N様邸お風呂リフォーム事例(千葉県松戸市)

リフォーム内容とポイント
築52年のマンションの浴室。在来浴室のタイル張り、バランス釜で老朽化していることもありリフォームのご相談をいただきました。お客様は当初パナソニックのおしゃれなユニットバスにしたいとのご要望でしたが、ほとんどのメーカーのユニットバスはサイズが限定され、且つ既存のスペースに設置しようとすると、浴室サイズが小さくなり、解体部分も多くなるため、サイズオーダーができ、解体範囲も最小限となる、タカラスタンダードの「広ろ美ろ浴室」でのリフォームをご提案しご採用いただきました。

Before
After

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N様の感想はこちら

H様邸事例

リフォーム内容とポイント
H様邸は、パナソニックの柏の葉ショウルームにて洗面とユニットバスのプランを作成された後に、弊社にご相談いただきました。現地調査の採寸で当初は1218サイズで計画を進めましたが、メーカの現地調査を実施したした結果、ユニットバスを解体しないと1218サイズが入るかどうかわからないとの判断で、H様にお伝えし1216サイズに変更してご提案させていただきました。
※実際にユニットバス解体後、キッチン配管が駆体壁際を通っており、1218サイズが入らなかったことを確認。

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マンションで選べるユニットバスは?

マンションの浴室リフォームにおいては、設置スペースや工事の制約などの要件を満たすユニットバスを選ぶことが重要です。

ここでは、最新のマンション向けユニットバスを、各メーカー別におすすめの製品を紹介します。

マンション向けユニットバスの選び方

例えば、リフォームに際して浴室のサイズアップを希望している場合、築年数が古いマンションの場合はデッドスペースを活かすことで浴室のサイズアップが可能な場合も多くありますが、同じサイズ規格でもメーカーや製品によっては設置できない場合もありますので注意が必要ですので、実際にリフォーム業者に相談することが大切です。

また、戸建てと比べると湿気やカビの発生リスクは高い傾向がありますから、オプションとして浴室乾燥機などを検討してみるのも良いかもしれません。

主要メーカー別 マンション向けおすすめユニットバス

リクシル(LIXIL)

リノビオV

マンション向けのユニットバスで、サイズやデザインのバリエーションが豊富です。特に「キレイサーモフロア」や「アクアセラミック浴槽」を採用し、掃除のしやすさと断熱性を両立。浴室全体に断熱材が使用されており、冬場の冷え込み対策も万全です。

スパージュ

マンションでも贅沢な入浴体験を提供するモデルで、肩湯や打たせ湯などのリラクゼーション機能を搭載。デザイン性も高く、オーバーヘッドシャワーや大型鏡などのオプションで、ラグジュアリーな空間を演出できます。

パナソニック

リフォムス

マンションリフォーム向けの最新モデル。断熱性と防音性能を強化し、シーリングレス構造でカビや汚れが付きにくく、掃除の手間が大幅に削減されます。エコナビ機能も搭載し、光熱費を抑えることができます。

MRシリーズ

2024年にリニューアルされたマンション向けユニットバス。広々とした浴槽と高いデザイン性が特徴で、節水型シャワーやスゴピカ浴槽を備えたエコ機能も充実しています。

タカラスタンダード

グランスパ

タカラスタンダードの最新モデルで、マンション向けに設計された「グランスパ」は、耐久性と清潔さを重視したホーロークリーン浴室パネルを採用。高い断熱性を持ち、冬でも快適な入浴が可能です。さらに、マグネットで自由に配置できる収納システムも備えており、家族全員が使いやすい設計です​

広ろ美ろ浴室

浴室全体を2.5cm刻みでサイズオーダーできる「ぴったりサイズシステムバス」を採用し、限られた空間でも広々とした浴室を実現。特に、ホーロー素材のパネルは、汚れに強く掃除のしやすさを兼ね備えています。

TOTO

シンラ

高い保温性能と自動洗浄機能を備えたモデル。リラックスできる「ほっカラリ床」や「肩ほぐし湯」を搭載し、快適な入浴体験を提供。さらに、優れた防音性能で、マンションでも安心して使用できます。

WTシリーズ

シンプルで基本装備も充実しながらカスタマイズが可能。コストパフォーマンスに優れたシリーズです。床が乾きやすくお掃除ラクラクな「カラリ床」、カビが付きやすいパッキンをなくした「スッキリドア」や段差の少ない設計で、どの年齢層にも安心して利用できる仕様になっています。

マンション浴室リフォームの流れ

マンションに限らず浴室リフォームは、15年~20年に一度で費用的にも大きなリフォームの一つです。ですから、リフォーム計画から工事完了までの流れをしっかり把握することは失敗しないための大切なポイントです。ここでは、リフォーム業者の選び方や工事中の生活の工夫、工事後のチェックポイントについて詳しく解説します。

リフォーム業者の選び方と契約の注意点

  1. リフォーム業者の選び方
    言うまでもなく、「信頼できるリフォーム業者を選ぶこと」が、満足のいくリフォームを実現するための第一歩です。以下のポイントを参考にして、業者を選びましょう:
    • 実績と専門知識: マンションのリフォーム実績が豊富で、浴室リフォームの経験が多い業者を選びましょう。特に、管理規約やマンション特有の制約に精通していることが重要です。
    • 正確で丁寧な現地調査: ご満足いく提案、適正なお見積りのためには現地調査の丁寧さ(質・レベル)は言うまでもありません。現地調査の際に、どの程度細かく調査しているのかも確認すると良いです。表面だけ確認するような現地調査の業者は見積もり内容も不安が残ることが少なくありません。
    • 見積もりの透明性: 見積もりの内容が明確で、詳細な内訳が記載されていることを確認します。具体的には、各工事の内容がきちんと記載されているか?まとまって「一式」という表記になっていないか?等は確認しておきましょう。不明瞭な点があれば、事前に質問し、納得できる説明を受けることが大切です。
    • 口コミや評判の確認: インターネット上の口コミや評判、実際にリフォームを行った知人からの紹介なども参考にして、信頼性を確認しましょう。
  1. 契約の注意点
    契約時には、以下のポイントをしっかりと確認しましょう:
    • 工事範囲と費用: 契約書には、工事の範囲や内容、費用が詳細に記載されていることを確認します。また、追加工事が発生した場合の対応方法についても、事前に確認し取り決めておきましょう
    • 工期の確認: 工事開始日と終了日、作業時間の確認を行い、工期が長引く場合の対応も確認しておきましょう。
    • アフターサービス: 工事後の不具合に対するアフターサービスや保証内容を確認しておくことも重要です。特に浴室など水回りのリフォームでは、防水や配管の不具合が発生する可能性もゼロではありません。こういった場合の対応や保証内容をしっかり確認しましょう。

浴室リフォームのスケジュールと期間

スムーズにリフォーム工事を進めるためには、事前の計画とスケジュール管理が重要です。一般的なスケジュールと期間について説明します。

  1. 工事準備(約1か月
    工事のスケジュールが確定したら、設備や資材の発注、工事開始に向けた準備を行います。管理組合からの承認が必要な場合は、承認を得てから工事を開始します。
  2. 工事期間(4~7日間)
    工事は、ユニットバスの解体、撤去、新しいユニットバスの設置という流れで進行します。工事の内容によっては、配管や電気工事、内装の仕上げなども含まれるため、工期はリフォームの規模に応じて変動します。
  3. 工事後の確認(日)
    工事完了後には、お客様立ち会いのもとで仕上がりの確認を行います。気になる箇所がある場合は、質問をして納得できる回答を得るようにしましょう。

工事中の生活の工夫

浴室リフォーム中は、日常生活に支障が出ることがあります。以下のような工夫をして、工事期間中の生活をスムーズに過ごしましょう。

  • お風呂に入れない期間の対策
    リフォーム中は、浴室が使用できない期間が生じてしまいます。お風呂が使えない期間は事前に確認して、近隣の入浴施設の利用も検討しましょう。
  • 水道の使用制限の確認
    水道の工事が伴う場合、特定の時間帯で使用できないことがあります。工事前にリフォーム業者から工程表を受け取り、水道が使用できない日や時間を確認しておくと良いでしょう。
  • 工事中の騒音対策
    工事中は騒音が発生することがあります。近隣住民への配慮として、事前に挨拶を行い、工事のスケジュールを伝えておくとトラブルの予防になります。

工事後のチェックポイント

工事が完了したら、次のポイントをチェックして、不具合がないかを確認しましょう。

  1. 配管の動作確認
    シャワーや蛇口からの水の出方を確認します。また、追い焚き機能がある場合は、正常に作動するかをチェックしましょう。
  2. 設備の動作確認
    浴室暖房乾燥機や換気扇など、設置した設備が正常に動作するか確認します。異音や不具合があれば、業者に報告し、修理を依頼します。
  3. 工事後の清掃状況
    工事完了後は、現場が清掃されているかを確認します。万が一、汚れやゴミが残っている場合は、業者に対応を依頼しましょう。

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