こんにちは、松戸のリフォーム会社「愉くらしリフォームの大功」です。トイレのリフォームを検討している方の中には、「トイレのリモデルとは何か」「リフォーム便器と何が違うのか」「うちのトイレにはリモデル便器が必要なのか」といった疑問をお持ちの方もいらっしゃると思います。
この記事では、トイレ分野で使われる「リモデル」の意味を整理しつつ、排水方式(床排水・壁排水)や排水芯寸法の基礎知識をやさしく解説し、あなたのご自宅で選ぶべき便器が「通常便器」か「リモデル便器」かを判断できるようになることを目指しています。また、リモデル便器のメリット・デメリット、配管工事が必要になるケースやマンションでの注意点までを網羅的にお伝えし、「まずは自宅の排水方式を確認すること」がトイレ交換成功のいちばんの近道である、という結論も分かりやすくお伝えしていきます。
トイレリフォームのパターンと費用感-工事内容・注意点までまとめて解説
目次
Toggleトイレの“リモデル”とは?まずは意味をシンプルに整理
トイレを新しくしたいと考えたとき、「リフォーム」「リノベーション」と並んでよく見かけるのが「リモデル」という言葉です。しかし、なんとなくイメージだけで使われていることも多く、正確な意味や「リモデル便器」との関係が分かりにくいと感じている方も少なくありません。ここでは、まず言葉の定義から整理し、トイレ交換を検討するときに迷わないための基礎知識を確認していきます。
リモデル(Re-model)の本来の意味
リモデルは英語の「Re-model」をカタカナにした表現で、「もう一度つくり直す」「今の生活に合わせてつくり替える」といった意味合いがあります。日本の住宅業界では、古くなった設備を単純に取り替えるだけでなく、使い勝手やデザイン、ライフスタイルの変化に合わせて“今より良い状態に見直す”ことを指す言葉として使われています。トイレで言えば、節水性能の高い便器に替えたり、お掃除のしやすさを重視した形状にしたりと、「不満や不便を解消しながら新しくする」イメージに近い表現です。
トイレにおける「リモデル便器」とは
トイレ分野で使われる「リモデル便器」とは、主に既存の排水位置(排水芯)に合わせて設計された交換用の便器を指します。床排水・壁排水など、建物ごとに異なる排水方式や排水芯寸法に柔軟に対応できるようにつくられているため、大がかりな配管工事をせずに便器だけを新しくしたい場合に選ばれることが多いタイプです。特に、築年数の経った戸建住宅や分譲マンションでは、現在主流の寸法と異なる排水芯が採用されているケースもあり、そのような住まいでスムーズに交換するための実用的な選択肢として「リモデル便器」が位置付けられています。
リフォーム・リノベーション・リモデルの違い
トイレ交換の情報を調べていると、「リフォーム」「リノベーション」「リモデル」という似た言葉が並んで登場します。それぞれの言葉の一般的な使われ方を、トイレの工事イメージと合わせて整理すると次のようになります。
| 用語 | 一般的なイメージ | トイレでの具体例 |
| リフォーム | 古くなった設備を新しくし、元の状態に近づける工事 | 便器・タンク・便座の交換、内装(床・壁紙)の張り替えなど |
| リノベーション | 間取りや機能を大きく変えて価値を高める工事 | トイレの位置変更、手洗いカウンターの新設、配管ルートの変更など |
| リモデル | 現状を生かしつつ、暮らしに合わせてつくり替える工事 | 排水位置はそのままに、節水型やお掃除しやすい便器へ交換するなど |
言い換えると、リモデルはリフォームの一種ではありながら、「生活者目線での改善」に重きを置いた言い方だと理解しておくと分かりやすいでしょう。
「リトイレ」と「リモデル便器」とは
「リモデル便器」はTOTOが呼称として使用しています。同じ機能の便器をLIXILは「リトイレ」Panasonicは「リフォームタイプ」と各メーカーで呼称が異なっています。
商品シリーズ名と個々の便器タイプを区別して理解しておくと、カタログ選びや見積書の内容がぐっと分かりやすくなります。
リモデル便器が必要になる理由は“排水方式”にある

自宅のトイレ交換でリモデル便器が必要かどうかは、見た目やデザインよりも先に「排水方式」と「排水芯」の寸法によって決まります。既存の排水管の位置と新しく設置したい便器の排水位置がずれていると、そのままでは取り付けができないため、そのずれを吸収できるように設計されたリモデル便器が選択肢に入ってきます。
床排水と壁排水の違い
家庭用トイレの排水方式は、大きく「床排水」と「壁排水」の2種類に分かれます。戸建住宅では床排水が主流で、マンションや一部の集合住宅では壁排水が採用されているケースが多く見られます。どちらの方式かによって選べる便器の種類や排水芯の寸法が変わるため、はじめに必ず確認しておく必要があります。
| 排水方式 | 排水管の位置 | 採用されやすい建物 | 特徴 |
| 床排水 | トイレの床面から下方向に排水管が接続される | 戸建住宅、低層集合住宅など | 排水芯の寸法バリエーションが多く、築年数による違いが出やすい |
| 壁排水 | トイレ背面の壁から水平方向に排水管が接続される | マンション、高層集合住宅など | 排水管の位置変更が難しく、既存寸法に合わせた便器選びが重要 |
排水芯とは?初心者にもわかりやすい解説
排水芯とは、便器の排水口の中心から基準となる壁や床までの距離を示す寸法のことです。床排水の場合は「後ろの壁から排水管中心までの距離」、壁排水の場合は「床から排水管中心までの高さ」が排水芯として扱われます。この排水芯が既存のトイレと新しく取り付けたいトイレで大きく異なると、そのまま交換することができず、配管工事や床の張り替えが必要となる場合があります。
リモデル便器は、この排水芯の違いを専用のアジャスター部材で吸収し、既存の排水位置を大きくいじらずに設置できるようにした便器です。そのため、排水芯の寸法にばらつきがある住宅ほど、リモデル便器の必要性が高くなります。
床排水の排水芯(120・200・305など)の違い
床排水の排水芯寸法は、代表的なもので120mm、200mmといった規格が使われています。過去販売されている便器は、275~590mmのものもあり、現在の標準的な120mmや200mmとは位置が合わないケースが少なくありません。
| 床排水の排水芯寸法 | 採用されやすい建物・年代の傾向 | 交換時のポイント |
| 120mm | 現在の標準的な排水芯寸法 | 通常の便器が使用可能 |
| 200mm | 現在の標準的な排水芯寸法 | 通常の便器が使用可能 |
| 275~590mm | 古い住宅で見られる寸法 | リモデル便器選択の対象となる |
既存のトイレが275~590mmの排水芯の場合、排水位置を移動させる大掛かりな工事を避けたいときに、リモデル便器が現実的な解決策となります。
壁排水の排水芯(100・120・155など)の違い
壁排水の場合の排水芯は、床から排水管中心までの高さで表され、代表的な寸法としては100mmや120mm、155mmなどがあります。マンションでは建物全体で排水管が共有されているため、この高さを変更する工事は基本的に難しく、既存寸法に合う便器を選ぶことが重要になります。また、排水管がストレートの場合や傾斜が付いたものもあるため、各メーカーの対応表を確認して選定する必要があります。壁排水は床排水以上に配管の移動が難しいため、排水芯に合わない便器を無理に採用しようとすると、建物の構造や管理規約に抵触するおそれがあります。
古い住宅やマンションで排水寸法にズレが起こる理由
古い住宅やマンションでは、当時の施工基準やメーカーごとの仕様の違いにより、現在主流となっている排水芯寸法と微妙に異なる寸法で施工されていることがあります。また、増改築や床の張り替えを繰り返す中で、仕上げ材の厚みが変わり、結果として便器設置面から見た排水芯がずれてしまうケースもあります。
このような「現行標準から外れた排水寸法」の住まいで最新の節水型便器やタンクレストイレを導入したい場合、既存の配管位置を大きく変更せずに対応できるリモデル便器が非常に有効です。排水方式と排水芯寸法を正確に把握しておくことで、無駄な工事費をかけずに、自宅に最適なトイレリモデル計画を立てることができます。
リモデル便器のメリット
トイレの交換を検討しているご家庭にとって、既存の排水位置をそのまま活かせるリモデル便器は、工事のしやすさや費用面で多くのメリットがあります。特に築年数の経った戸建住宅やマンションでは、床を大きく壊さずに設置できる点が大きな魅力となっており、初めてトイレリフォームを行う方でも導入しやすい選択肢です。
排水位置を気にせず交換できる
リモデル便器は、既存の排水芯の位置がさまざまな場合でも、専用のアジャスターを使うことで幅広く対応できるように設計されています。そのため、古い戸建住宅やマンションで「うちの排水芯は特殊だから合う便器がないのでは」と不安に感じている場合でも、排水位置を大きく移動させることなく新しいトイレに交換しやすくなります。
| 項目 | 通常便器 | リモデル便器 |
| 排水位置の条件 | 指定の排水芯寸法に合わないと設置困難 | 異なる排水芯寸法にも対応しやすい |
| 既存配管への適合性 | 配管の位置調整が必要になることがある | 多くの場合そのままの配管位置で交換可能 |
このように、リモデル便器は排水位置に制約がある住宅でも選びやすく、プランの自由度を高めてくれるのが大きなメリットといえます。
工事が短期間で済む
リモデル便器は、既存の排水芯に合わせて設置できるため、排水管の移設や床の大掛かりな解体を最小限に抑えられます。その結果、トイレの使用停止時間を短くでき、一般的な戸建住宅や分譲マンションであれば、条件が合えば1日で工事が完了するケースもあります。住みながら工事を行うリフォームでは、トイレが使えない時間が短いことは生活のストレスを軽減するうえで大きなポイントになります。
配管工事が不要=費用を抑えられる
リモデル便器の多くは、既存の排水管に接続することを前提としているため、大規模な配管工事が不要になるケースが多く見られます。配管を移動させる工事は、床の開口や復旧、場合によっては下階への影響を考慮した追加工事が必要になることもあり、トータルの工事費用がかさみがちです。リモデル便器であれば、こうした配管移設に伴う費用負担を抑えつつ、最新の節水型便器やお手入れしやすい便座への交換がしやすくなります。
また、工事内容がシンプルになることで、見積もりが分かりやすくなる点もメリットです。トイレ本体代金に加えて必要な工事が明確になりやすく、予算を組み立てやすいという利点があります。
マンション(特に既存配管)で相性が良い
マンションでは、階下の住戸と排水管が共有されているケースが多く、排水位置を大きく移動させる工事が難しい、あるいは管理規約で制限されていることがあります。リモデル便器は、こうした既存配管をできるだけ触らずに交換できるように設計されているため、マンションリフォームとの相性が良いといわれています。
特に、築年数の経った分譲マンションでは、当時主流だった排水芯寸法に合わせて配管が組まれていることが多く、最新の通常便器では合わないケースがあります。リモデル便器であれば、既存の排水方式や寸法に合わせて選ぶことができるため、管理組合への申請もスムーズになりやすく、近隣への工事音や振動の影響も抑えやすくなります。
リモデル便器のデメリット

リモデル便器は排水位置を変えずに交換できる便利な商品ですが、通常便器と比べたときにいくつか注意しておきたいポイントもあります。ここでは、導入前に知っておきたい代表的なデメリットと、その影響や対策を整理しておきます。
便器が前に出るケースがある
リモデル便器は既存の排水位置に合わせて施工するため、排水アジャスターや排水ソケットを介して配管と接続する構造になることがあります。その結果、従来の便器よりも便器本体が数センチ前に出てしまい、トイレ奥行きのゆとりがやや減る場合があります。トイレがもともと狭い住宅や、ドアの開閉スペースが限られている間取りでは、ひざ元が窮屈に感じたり、立ち座りの動作がしにくく感じられることもあるため、便器の設置寸法や必要な前方スペースを事前に確認しておくことが大切です。
選べる便器のラインナップがやや限定される場合がある
リモデル便器は、各メーカーがリフォーム向けに用意している専用シリーズから選ぶ形になるため、同じメーカー内の全ての便器が対象になるわけではありません。そのため、最新のタンクレストイレやデザイン性を重視したモデルの一部は、通常の床排水専用タイプのみの設定となっていることもあります。また、カラーバリエーションやオプション仕様が限定される場合もあり、「本当はこのデザインにしたいが、排水条件から選べない」といったことが起こり得ます。事前に排水条件を把握したうえで、希望するメーカーやグレードにリモデル対応品があるかどうかをカタログなどで確認しておくことが重要です。
リモデル便器は「つまりやすい」は誤解
リモデル便器について、「排水経路が複雑になるからつまりやすい」といったイメージを持たれることがありますが、国内主要メーカーのリモデル便器は、基準に沿った排水勾配や流路設計が行われており、適切に施工されていれば通常便器と比べて特別につまりやすいわけではありません。実際にトイレがつまる原因の多くは、トイレットペーパーの使い過ぎや流してはいけない異物の投入、排水管自体の経年劣化や勾配不良などにあります。リモデル便器だからといって日常的につまりに悩まされる心配を過度にする必要はなく、正しい使い方と定期的なメンテナンスを心がければ、一般的なトイレと同様に快適に使い続けることができます。
| デメリットの内容 | 想定される影響 | 主な対策・確認ポイント |
| 便器が前に出る可能性 | トイレスペースが狭く感じる、動作が窮屈になる | 設置寸法図で奥行きと前方スペースを事前にチェックする |
| ラインナップの制限 | 希望したデザインや機能の便器を選べない場合がある | メーカー別のリモデル対応品を比較し、優先したい条件を整理する |
| 「つまりやすい」との誤解 | 不安からリモデル便器の採用をためらってしまう | 施工品質と日常の使い方が重要であることを理解し、正しく使用する |
通常便器を使いたい場合の工事方法

排水位置を移動させる工事の概要
リモデル便器ではなく通常便器を設置したい場合、多くは既存の排水芯寸法が合わない問題を、排水管の位置を移動させることで解決します。具体的には、既存便器を撤去したうえで床を一部解体し、排水管(塩ビ管)を延長・曲げ加工して新しい排水芯位置をつくり直し、その位置に合わせてフランジや排水アジャスターを取り付ける流れとなります。
排水移動に伴い、給水位置や止水栓の位置も微調整が必要になることが多く、内装仕上げ材(クッションフロアやフローリング、フロアタイル)の張り替えとあわせて行うのが一般的です。既存の床排水・壁排水の方式や、床下の構造(根太の方向や床下高さ、コンクリートスラブの有無)によって採れる工法が変わるため、事前の現地調査が欠かせません。
| 工事パターン | 主な内容 | 向いているケース |
| 既存排水位置を活かす | リモデル便器を採用し排水移動を行わない | 工期・費用を最小限に抑えたい場合 |
| 排水位置を移動して通常便器 | 床を開口し配管を組み替えた上で通常便器を設置 | 便器のデザインや機能を優先したい場合 |
床の開口・再施工を伴うケース
木造一戸建ての場合
木造一戸建てで床下にある程度の高さが取れる場合は、床を四角く切り抜き、根太や下地合板を一部撤去して排水管を移動する方法が採用されます。排水管の新しいルートが決まったら、勾配を確認しながら配管を固定し、その後に構造用合板で開口部を補強し直し、下地をフラットに整えたうえで仕上げ材を張り替えます。
このとき、便器の位置が前後に大きく移動する場合は、背面の壁との距離やドアの開閉スペース、手洗い器やカウンターとの干渉も同時にチェックします。必要に応じて巾木や壁紙の補修、大工工事による下地の増し張りを行い、配管が露出しないように納まりを整えることが重要です。
コンクリート下地の床の場合
マンションや一部の戸建てで見られるコンクリートスラブ直仕上げの床では、床を深く掘り下げることができないため、排水移動の自由度が低くなります。この場合は、既存の排水立ち上がり位置を活かしつつ、床を一段かさ上げして床下空間を新たに確保し、その中で排水管を移動させる方法が検討されます。ただし、段差解消や天井高さとのバランスも考える必要があり、計画段階での検討が重要です。
マンションで排水移動ができない理由
分譲マンションや賃貸マンションでは、専有部分と共用部分の境界が明確に決められており、トイレの排水管の一部は共用配管として扱われることがあります。そのため、コンクリートスラブをはつる工事や、縦配管・横主管の位置を大きく変更する工事は、管理規約で禁止されているケースがほとんどです。
また、スラブ内部に埋設された配管や下階の天井裏を通っている配管は、構造体との取り合いがシビアで、排水管の勾配を確保しながら任意の位置まで移動させることが難しい場合があります。このような理由から、マンションではリモデル便器や排水芯可変タイプを選択し、既存の排水位置を極力触らずに交換する方法が標準的な選択肢となります。
通常便器にできるケース・できないケース
通常便器にできるかどうかは、「床下の構造」「排水方式(床排水か壁排水か)」「管理規約や建築基準」「希望する便器の排水芯寸法」の4つを総合的に見て判断します。木造一戸建てで床下に余裕があり、排水管を既存の合流位置まで適切な勾配で結び直せる場合は、排水位置を移動して通常便器を採用できることが多くなります。
| 条件 | 通常便器への変更可否 | 代表的な対応方針 |
| 木造一戸建て・床下空間あり | 可能なケースが多い | 床開口+配管移動+床再施工で対応 |
| マンション・コンクリートスラブ直仕上げ | 制約が多い | 管理規約を確認し、リモデル便器等を検討 |
| 共用配管に直接接続されている | 不可のケースが多い | 配管位置は既存のまま、便器側で調整 |
一方で、マンションで共用配管のやり替えが伴う場合や、構造体を傷めるおそれがある場合、排水勾配が確保できない場合などは、通常便器への変更は現実的ではありません。その場合は、国内主要メーカー(TOTOやLIXILなど)のリモデル便器や排水芯調整機能を持つシリーズから、空間条件に合った機種を選定することが現実的な解決策となります。
まとめ:まずは“自宅の排水方式の確認”がすべての出発点
トイレのリモデルを検討する際に、最初に行うべきことは「自宅の排水方式を正しく確認すること」です。床排水か壁排水か、そして排水芯が何ミリかによって、選べる便器の種類や工事方法、必要な費用や工期が大きく変わってきます。
特に、既存の排水位置と現在販売されている便器の標準的な排水寸法が合わない場合、TOTOの「リモデル便器」のような排水位置のズレを吸収できるタイプを選ぶことで、大規模な配管工事を行わずに交換できる可能性が高まります。一方で、どうしても通常便器(標準タイプ)を使いたい場合は、排水位置の移動や床の開口・再施工が必要になるケースがあり、マンションでは構造上その工事自体ができないこともあります。
こうした理由から、「どの便器が良いか」を考える前に、「自宅の排水方式」と「排水芯の寸法」を把握することが、失敗しないトイレリモデルの出発点になります。排水方式が分かれば、リモデル便器にするか通常便器にするか、費用を抑えるのかデザインや機能を優先するのか、といった判断が具体的にできるようになります。
最終的には、現在の排水条件・予算・マンションか戸建てかといった条件を総合的に見ながら、「排水位置を変えずにリモデル便器で対応するのか」「配管工事を行って通常便器を選ぶのか」を決めていくことが重要です。まずは落ち着いて自宅の排水方式を確認し、それに合った最適な方法を選んでいきましょう。少しでも気になることがあれば気軽にご相談ください。





